保険貧乏になってはいませんか?家計と保険のベストバランスを考えよう



保険貧乏とは

 

 

保険はイザという時のために必要なものですが過剰になってしまってはいけません。保険貧乏とは、保険加入の多過ぎ、保障のつけ過ぎから保険料金が以上に高くなって、その結果、支払いに困ってしまうという状態に陥るということです。

 

多少仲良くなってしまった営業マンに勧められて断れずに保険に加入し、とうとう小さな子供まで含めて、一家全員で保険に加入してしまい、日常に生活費が圧迫されてしまうというようなパターンです。

 

最近は生命保険だけではなく、がん保険や医療保険にもいろいろな商品が増えてきています。保障の形についても「貯蓄性がある保険」などとアピールする商品が増加し、これならお得なのではと一見して思ってしまい、結果、高い保険料を支払ってしまうケースも増えてきています。

 

どのような人がこういった保険貧乏になってしまうのでしょうか。保険貧乏になりやすい人には特徴があります。まずは営業マンのお誘いをきっぱり断れない人。そしてCMや営業マンから不安を煽られ、勧誘されるままに加入してしまう人。このタイプは昔からいたのですが、近年の保険貧乏では、コレに加えて、貯蓄性の高い外貨建て生命保険に加入する人。老後を気にして養老保険・個人年金保険に加入する人も多くなってきています。

 

社会保険に対する不安も多く、老後の生活を心配して貯蓄性の高い商品に加入したという人は確かに結構いるでしょう。掛け金を老後のためにと更に引き上げる傾向も見られます。

 

ただ、リターンの大きな保険というのは「セミ拘束貯金」とも言えます。30年収め切るのが条件、だというようなモチベーションが働いてしまい、それまでは保険貧乏になってしまうのです。

 

まとまったお金が必要になった時でも、手持ちのお金が少なく、ローンしてしまうのでは元も子もありません。もちろん保険は必要だと思いますが、自分に合った保険への見直しをすべきです。